ピアノ初心者向けガイド!最短で上達するための練習方法とおすすめ曲とは?
- Nakasuji Ritsu
- 3 日前
- 読了時間: 6分

「ピアノを弾きたいけれど、何から始めたらいいか分からない…」 「練習が大変そうで、途中で挫折しそう…」 そんな不安を抱えているピアノ初心者の方、ご安心ください。
この記事では、ピアノ初心者の方が「つまづかない」「最短で上達できる」ための練習方法や考え方をわかりやすくご紹介します。
ピアノは、大人になってからでも、正しいステップを踏んで練習すれば、必ず弾けるようになります。 さあ、一緒に憧れのピアノライフをスタートさせましょう!
ピアノ初心者が最初に知っておくべき「上達のための心構え」

ピアノの練習を始める前に、まず知っておいてほしい大切な心構えを紹介します。
1. 「完璧主義」は一旦お休み!まずは「慣れる」ことを優先
ピアノを始めたばかりの頃は、「ミスタッチなく完璧に弾かなきゃ」と思いすぎると疲れてしまいます。最初は、指や体が慣れるまでに時間がかかることを理解しましょう。
ミスしても気にせず、最後まで弾ききることを目標にしてください。 細かいテクニックは後で修正できます。まずは「楽しく音を出す」という気持ちを大切に。
2. 「毎日少しの時間」が「たまに長時間」より断然効果的!
ピアノの上達に最も大切なのは、毎日継続することです。
長く練習する時間(例えば週末に3時間)を確保するよりも、毎日少しの時間(15分〜30分)でも鍵盤に触れることが、指の感覚を忘れないために非常に重要になります。
ピアノ初心者が練習を習慣にするためのヒント
・1日15分でもOK!時間ではなく継続を重視 ・「朝食後」「寝る前」など、決まった時間に鍵盤に触れる ・楽譜の確認や指の体操はスキマ時間に実施
3. 目標を明確にしてモチベーションをキープしよう
ピアノを習う動機は人それぞれです。練習への意欲を保つため、「好きな曲を弾きたい」「発表会に出てみたい」など、あなたの目標を明確にしましょう。
目標は、短期目標(1ヶ月後)と長期目標(半年〜1年後)に分けて設定するのがおすすめです。
目標を達成したら自分にご褒美を用意したり、家族や友人の前で披露したりすると、練習がさらに楽しくなります。
具体的な練習方法!初心者でも着実にレベルアップするロードマップとは?

ここからは、実際にピアノの鍵盤に向かうときの具体的な練習方法を紹介します。
1. 楽譜を読む力を最短で身につける方法
楽譜は最初から全て暗記しようとせず、まずは慣れることが重要です。
ピアノの楽譜の基準となる、ト音記号とヘ音記号を結ぶ真ん中の「ド」の位置をまず覚えましょう。ここから上下の音符(線と間の音)を読む練習を繰り返します。
また、楽譜に書かれている指番号(1〜5)を活用することも大切です。この番号通りに弾く習慣をつけることで、スムーズな指使い(運指)が自然と身につきます。
2. 最重要!「部分練習」で苦手を克服するメソッド
最初から曲の全てを通しで弾く「通し練習」は、苦手な場所をそのままにしてしまいがちです。ピアノの上達を早めるには、「部分練習」を徹底することが鍵となります。
効果的な部分練習の進め方
・苦手な箇所を特定する いつもミスタッチしたり、止まってしまう4〜8小節程度のブロックを特定する ・徹底的に分離して練習する まずは右手だけ、次に左手だけを、完璧に弾けるようになるまで繰り返す。 ・超スローテンポで両手を合わせる メトロノームを使って極限まで遅いテンポで両手を合わせる。右手の音と左手の音がズレていないか、一音ずつ確認する。
3. メトロノームは上達への特効薬!効果的な使い方
メトロノームは、リズム感を養い、演奏を安定させるための必須アイテムです。
練習を始める際は、曲の指定テンポからではなく、その半分の超スローテンポからスタート。ミスなく弾けたら、速度を2〜4ずつ段階的に上げていくことで、無理なく速いテンポに対応できるようになります。
また、音階やアルペジオなどの指の基礎練習を毎日5分でもメトロノームに合わせて行うと、指をスムーズに動かすための「基礎体力」が効果的につきます。 地味ですが、上達への最も確実な近道です。
憧れの曲を弾こう!ピアノ初心者におすすめの曲3選

ここでは、比較的簡単に弾けて、弾きごたえもある初心者におすすめの曲を3つ紹介します。
誰もが知る名曲で達成感を!
初心者におすすめの曲は、基本的に右手と左手の動きがシンプルで、音域が広すぎない曲を選ぶのがポイントです。
①バッハ:メヌエット ト長調 (BWV Anh. 114)
クラシックの入門曲として非常に有名です。両手の動きが比較的似ていて、指の独立を養うのに最適な名曲です。短い曲なので、最後まで弾ききった達成感も得やすいでしょう。
②「となりのトトロ」より:さんぽ(易しいアレンジ)
誰もが知っている曲は、リズムやメロディが頭に入っているので、譜読みの負担が軽くなります。初心者向けの優しいアレンジの楽譜が多く出版されています。
③童謡や唱歌(例:きらきら星、チューリップ)
指一本から弾ける曲も、両手で伴奏をつけてみることで、立派な演奏になります。ピアノの「ドレミ」に慣れるための良い練習になります。
初心者がやってしまいがちなNG練習法と解決策とは?

せっかく練習しているのに、遠回りになってしまうNGな練習法を知って、効率よく上達を目指しましょう!
NG:指の力を抜く「脱力」を意識しない
早く弾こうとすると、指や手首に力が入りすぎて、音色が硬くなり、指も疲れやすくなります。
解決策: 鍵盤を押す瞬間に力を入れ、音が出たらすぐに手首から腕の力を抜く「脱力」を意識してください。弾く前に腕をぶらぶらさせるなど、リラックスすることが大切です。
NG:指の基礎練習(音階など)を飛ばしてしまう
音階やアルペジオは、曲を弾くための土台を作る「基礎体力」です。これを飛ばすと指がスムーズに動きません。
解決策: 練習の最初に必ず5分、ウォーミングアップとして音階やアルペジオを取り入れましょう。メトロノームに合わせてゆっくり、正確に弾くことが大切です。
ピアノを弾けるようになりたい初心者へ!上達への近道

ピアノの練習は「習慣化」と「正しい方法」が最も重要です。
もしあなたが、「自分の練習方法が合っているのか不安…」と感じているなら、ぜひ一度、プロの指導を受けてみることをおすすめします。
プロの講師は、あなたのレベルや目標に合わせて、最も効率的で楽しい練習メニューを個別に作成できます。間違った癖がつく前に正しいフォームや楽譜の読み方を身につけることで、上達のスピードが格段に上がります。
この記事でご紹介したピアノの練習方法は、加藤音楽教室で学ぶことができます。
当教室では、基礎から無理なく楽しみながら上達できるよう、あなたのピアノライフを全力でサポートいたします。
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